ケアマネージャー 介護サービス

ケアマネージャーと契約する時に押さえておきたいポイント4選!!

こんにちは♪ ちば君です♪

介護保険サービスが必要となり、地域包括支援センターやケアマネージャーが介入するとあれよあれよという間に介護保険サービス開始までの段取りを進めてくれます。

介護保険サービスにはヘルパー、デイサービス、福祉用具、訪問看護などがあり、サービスを始める前に必ず契約が必要になりますが、なにより先に介護保険サービスのことで契約する相手はケアマネージャーなんです。

今回はケアマネージャーと契約する時に気をつけること、聞いておくと良いことのポイントを5つ紹介したいと思います。この記事を読んでいただくことで、ケアマネージャーとの上手な関わり方ができるようになります。是非、最後までご覧ください。

結論

先にポイントを5つ紹介します。ケアマネージャーとの契約で気をつけること、聞いておくと良いことは次の5つです

  1. 連絡方法と時間(営業時間)
  2. 担当ケアマネージャーと連絡が取れない時
  3. 定期訪問はいつが適切なのか
  4. サービスの変更したい場合はどうしたらいいか
  5. ケアマネージャーを変更したいけど直接ケアマネージャー本人へ話すのはちょっと、、、

こんな感じの内容で解説していきたいと思います!

ケアマネージャーとは?

ケアマネージャーは介護保険に精通している職種です。

介護保険サービスについて皆さんどんなサービスをご存知ですか?

  • 老人ホーム、ヘルパー、デイサービスなど

こういったことはなんとなく聞いている方もいるとおもますが、ケアマネージャーという職種が頭にぱっと浮かぶ人は少ないと思います。

自宅で介護を受ける方、施設で介護を受け方

どちらにしても介護保険を適用してサービスを利用する時には、ケアマネージャーの関わりが必要不可欠となります。介護保険を適用して介護サービスを受けるには保険を適用させるための書類(ケアプラン、利用票など)や打ち合わせが必要となります。

実はケアマネージャーにお願いしなくとも介護を受ける本人や家族が市区町村へ「セルフケアプラン」といった方法をとり、自分たちでヘルパー、デイサービスの事業所を探し、打ち合わせの日程調整、書類の作成などをすることでケアマネージャーと契約しなくても介護保険を適用してサービスを受けることは可能です。

ですが、書類作成にはやはり専門的な知識が必要となり、またヘルパー、デイサービス、福祉用具などを探し、介護が必要な理由を何度も伝え、契約や打ち合わせなどの調整をするのは骨が折れます。

こういった面倒な手続き、調整、相談を請け負ってくれるのが『ケアマネージャー』です。

ケアマネージャーと契約

介護保険サービスを利用する前には必ず利用する事業所との契約が必要になります。

ヘルパー、デイサービス、訪問看護、福祉用具など、利用する前には必ずそれぞれと契約を交わす必要あります。

ですが、そういったヘルパーなどを探す、介護保険を適用する書類を作成する、個人情報を共有する、そういった事務手続きを本人に代わって進めるためにケアマネージャーと契約を交わします。

ケアマネージャーがやってくれること

ケアマネージャーと契約を交わした後、ケアマネージャーは本人、家族とどんな関わりになるでしょうか。

介護保険サービス内でやってくれること

  • 介護保険更新の代行申請
  • 介護保険を適用するための書類作成の代行
  • 定期訪問
  • 特別養護老人ホームなどの施設紹介
  • デイサービス見学の見学調整
  • 医療機関との連絡調整  などなど

介護保険サービス外の紹介

  • 配食サービス
  • 訪問理美容
  • 訪問診療
  • 訪問歯科
  • 成年後見制度 などなど

介護保険に直接関係のないサービスでも無料で紹介してくれます。

細かくは上記に挙げたことですが、大きな関わりとしては定期訪問とサービスの調整の2つです。

定期訪問

介護保険サービスに保険を適用させるため「ケアプラン(理由書)」と「利用票(予定表)」を作成します。

  • この「ケアプラン」「利用票」の内容通りにサービスを受ることができているか
  • 本人の状態に変化はあるか(良くなっているか、悪くなっているか)
  • 家族の介護負担は軽減できているのか、変わっていないのか
  • サービスの変更、増減の必要があるのか

こういったことを月に一回、本人がいる自宅に訪問して確認する必要があります。

この定期訪問が行えない場合、介護保険が適用できず介護サービス料金を10割負担で支払うことになりかねませんので注意してください。

介護保険サービスの調整

介護保険サービスに保険を適用させるため「ケアプラン(理由書)」と「利用票(予定表)」が必要であることは定期訪問の解説で説明しました。

介護保険サービスの内容や回数、どこのヘルパー、どこのデイサービスが関わっているのかをまとめている書類が「ケアプラン」と「利用票」です。

介護保険サービスの調整を行い、この内容で介護保険サービスを受ける。と「担当者会議」という打ち合わせで決定し、本人の【署名】と【ハンコ】をケアプランにもらいます。

例えば1ヶ月後にヘルパーの回数を変更したい。デイサービスを追加したい。手すりを借りたい。訪問看護の利用を終了したい。

こういったサービスの追加、削減を行う場合、介護保険サービスの調整となり、「担当者会議」を行い新しく作成したケアプランに【署名】と【ハンコ】をもらう必要があります。

 

この定期訪問とサービスの調整は介護保険サービスに保険を適用させるために絶対に必要なので覚えておくといいですよ♪ 特に定期訪問については、初月に利用者や家族へ連絡を取ると「へ?毎月くるの?」と、確認されることがあります(笑) ここまでケアマネージャーの関わりの基本を説明しました。この基本の下関わりを踏まえて契約の時に押さえておきたいポイントを5選紹介します!

1、連絡方法や時間(営業時間)

1つ目は連絡方法と連絡の取れる時間です。

電話やライン、メール、FAX、手紙といった方法がありますが、ちば君のおすすめの連絡方法はLINE(メール)で朝、または夕方に連絡を取る!です♪

理由について、電話、LINEのメリット、デメリットとして解説します。

電話📞

近年では固定電話ではなく一人一台、スマホ、携帯電話を持つ時代になりました。

高齢者の方でもらくらくホンなどといったスマホをもって孫、ひ孫とテレビ電話している方もいらっしゃいますね。そんな電話を用いての連絡ですが次のようなメリット、デメリットがあります。

メリット
  • 連絡の目的が言葉で伝えらる
  • 状況や経緯など事細かに伝える
  • 連絡を受けてすぐに対応できる
デメリット
  • 記録に残らない
  • つい、あれもこれもと話しをしてしまい、余計に時間がかかる
  • 電話の行き違いがある
  • 電話する時間を設けなくてはいけない

LINE(メール)📩

スマホを持っている方のほとんどがLINEアプリをインストールしているでしょう。

LINEがインストールされていなくてもeメールやショートメールが使用できるはずです。

メリット、デメリットを比較してみましょう。

メリット
  • 既読がつけば見ていると判断できる(LINEに限る)
  • 記録に残る、読み返せる(確認ができる)
  • 文字で明確に伝えることができる
  • 時間を問わず送受信できる
  • コミュニケーションが取りやすい
  • ノートや写真を送る機能がある
デメリット
  • 詳細が伝えにくい
  • すぐに連絡が取れない
  • 連絡に気づきにくい
  • 文字だけで感情、雰囲気が伝わりにくい
  • 高齢者に使いにくい
  • 連絡に気づきにくい

 

ちば君おすすめ連絡方法はLINE(メール)です。まずはLINE(メール)で相談の概要を伝えます。

その後に電話、直接会って詳細を伝えましょう。LINEで概要を伝えると同時にいつ電話、会うことができるかを伝えるとスムーズですね

2、担当のケアマネージャーと連絡が取れない時は?

ケアマネージャーは一人で運営している人もいれば、数人で運営している中の一人としてケアマネージャーをしている人もいます。

  • ヘルパー、デイサービスをキャンセルしたい時
  • サービスの変更、追加をすぐにお願いしたい時

こんな時にケアマネージャーと連絡が取れないと困ってしまいます。

ですが、ケアマネージャーも一人の人間として働いている身です。

他の利用者宅へ訪問している時もあれば、新しい方へ訪問し2時間かけて契約している時もあります。

じゃあケアマネージャーと連絡を取りたい時に連絡が取れない時はどうしたらいいの?と、いう不安な質問に対しての答えは

事前に決めておく。です!

介護保険サービスの調整の際に「担当者会議(打ち合わせ)」を行います。このときに連絡が取れなかった場合の打ち合わせをしておきましょう。

1つ方法を挙げると、

  • ケアマネージャーに連絡がつかなかった場合はヘルパーの責任者、デイサービスの相談員へ連絡をする

担当のケアマネージャーによってその人、その家族の心配をなくすような提案もしてくれるかもしれません。「担当者会議」で確認しましょう。

3、定期訪問はいつになるのか

『ケアマネージャー』が関わることで定期訪問について説明しました。定期訪問はいるになるか、それは状況、都合による。が回答になります。

ではその定期訪問はいつになるのか、いつが最適なのか。それは利用者、家族、ケアマネージャーの都合を優先です。

通院前後や月初、月の真ん中、月末ごろなど、いろいろな都合を検討しますが、結局のところそれぞれの都合を合わせなくてはいけません。

定期訪問が終わるとその月にもうケアマネージャーが来てくれなくなる。そういうわけではありません。

ケアマネージャーに訪問を何回頼んでも、何回相談してもいいんです。料金はかかりません。

定期訪問の翌日に自宅で転倒、杖や車椅子、ベッドなどが必要となった場合は、遠慮なくケアマネージャーへ(こういった状況は電話)連絡してください。

4、介護保険サービスの変更したい場合はどうしたらいい?

サービスの変更をしたい場合はどしたらいいかを確認しましょう。

基本的にはケアマネージャーへ連絡、相談し「担当者会議」が必要になります。「担当者会議」を行う際は本人、ケアマネージャー、サービスに関係する事業所すべてが集まって打ち合わせをする必要があります。

ですが、別居している家族、仕事をしている家族の場合、必ず集まりに参加できるはずもありません。もし、ケアマネージャーや介護保険サービスに関係している事業所発信で、介護保険サービスの変更などが必要と相談があった場合などの「担当者会議」の開催方法について決めておきましょう。

まとめ

ヘルパー、デイサービス、福祉用具、訪問看護などに介護保険を適用してサービスを受けるには必ずそれぞれと契約、手続き(書類の作成、打ち合わせ)が必要です。

契約、サービスの手続き仲介をしてくれるのがケアマネージャーです。

ケアマネージャーに仲介入ってもらうため、まずはケアマネージャーと契約を交わす必要があり、今回は契約の時に確認しておきたいこと4選を紹介しました。

介護保険サービスを利用するにあたり、初めて契約を交わす相手はケアマネージャーです。

相談の主訴、本人の状態、家族構成や家族の介護力、介護保険サービスを受けてどんな生活を送りたいか。

初めてケアマネージャーと会った時はたくさんの質疑に応えなくてはいけなく、とても疲れます。契約は小難しく、とりあえず聞いて、名前とハンコを押しておしまい。ということはせず、今回紹介した4選を参考にケアマネージャーとストレスなく関われるようになると嬉しいです。

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