要支援・要介護

親が突然入院。これからどうしたらいいのか分からなくなったとき、最初に考えてほしいこと

👩「えっ?父が入院した?」

🧑‍⚕️「はい、仕事中に突然倒れて救急車で運ばれました。脳梗塞の診断で、退院後は介護が必要になると思います。病院まで来ていただけますか?」

👩「・・・はい」

病院から親が入院、介護が必要になるという突然の連絡。
退院するまでの段取り、あなたはイメージできますか?

介護って突然起こることが多いんですよね。

トラブルを起こしたと思ったら認知症を発症していた。
自宅の階段で転んで、脚を骨折した。

もちろん、突然ではない介護もあります。

膝が痛くてだんだんと、重たい荷物を運ぶのがしんどくなってきた。
パートナーが亡くなって、ひきごもりがちになり、心身が弱っていく。

突然の介護も、突然でない介護にも共通するのは、介護に初めて直面する人にはわからないことがたくさんあるということ。

🌀どこの、だれに、どのように相談したらいいのか。
🌀公的介護保険ではどんなサポートをしてくれるのか。
🌀介護サービス費はどれくらいかかるのか。

わからないことだらけです。

この記事では、はじめて介護に直面した人が、まずはどんな行動を取ったらいいのかがわかる内容になっています

内容をすべて理解しなくても大丈夫な記事になっています。
「へぇ〜。ちゃんとした相談先があるんだ。」そう、安心できる内容です。

先に結論をお伝えしましょう!

介護が始まるかも…とおもったら「地域包括支援センター」へ相談します。

本文では、次のような解説をします。

✅️どうして「地域包括支援センター」なの?
✅️地域包括支援センターへ、どのように相談するの?
✅️介護に直面したら相談リストの紹介

相談の仕方、介護が始まるまでの段取りなど、詳細に解説しているのでぜひ最後まで読んでくだい^^

どうして「地域包括支援センター」なの?

「介護って公的制度でサポート受けられるよね?市区町村に相談かな?」と、考えるのは自然なこと。ひと昔前の相談先は市区町村でした。

ただ、日本は超高齢化で高齢者の人口が増えています。

市区町村ごとに日常生活圏域(だいたい中学校エリア)に地域包括支援センター(以下:地域包括)という、高齢者の生活支援を目的にした相談場所が設置されました。

高齢者の生活支援を目的にしているので、介護に関する相談ができるということです^^

ほとんどの地域包括は、月曜日〜土曜日(8:30〜17:30)に電話や事務所へ来所して相談ができます。(※地域によって異なる)

次は、冒頭の「父親が急に入院。脳梗塞で介護が必要になった。」
こちらをモデルにして地域包括支援センターへ相談する流れをみてみましょう!

地域包括支援センターへ、どのように相談するの?

「父親が急に入院。脳梗塞で介護が必要になった。」
こんなときは、次のように地域包括へ相談をします。

👩「あの〜父のことで相談があってお電話しました」

👨「はい。お父様がどうかなさいましたか?」

👩「実は昨日、仕事中に倒れたみたいで、救急車で〇〇病院に運ばれました。脳梗塞の診断が出て、身体半分が動かないでしょうと先生から言われ、病院からは介護のことを考えてと言われまして…」

👨「それは、突然のことで驚きましたね。今、ご相談くださっているのはご家族様ですか?」

👩「はい、長女です。母は同居していますが、私は市外に住んでいます。病院の看護師さんから地域包括支援センターへ連絡するように言われたんです。」

👨「そうなんですね。昨日のことだとすぐの退院は考えられないので、簡単に介護保険について説明しますね。………(介護サービスについて簡単に説明)」

「父親が急に入院。脳梗塞で介護が必要になった。」について相談をするやりとりは、以上のようなやり取りです^^

お父さんが介護保険サービスを利用することになった。
その後の利用までの流れは、下記の段取りになります。

以上の段取りが通常の流れだと思ってください^^

2.の調査を受ける前に介護サービスが利用できるケースもありますが、複雑になるので今回は解説を割愛します。また、入院している場合は、2.の調査が病院になることもあります。

この段取りは予定です。”予定は未定”ですよね?笑
実際、介護認定が下りる前に介護サービスを利用するケースは多くあります。

地域包括やケアマネジャーが丁寧に説明・対応してくれるので安心してもらって大丈夫です^^

さて、今回モデルにした、お父さんは入院中。介護サービスを利用するまではどんな流れになるでしょうか?

先ほどの流れに当てはめて具体的な流れをみましょう!

介護サービスが始まるまでのイメージが、なんとなくできたんじゃないでしょうか?^^

でもきっと、「介護が必要になりました」って言われたときの衝撃って大きくて、相談する内容を整理して、順序よく話すのはむずかしそうですよね。

そう思って、はじめて介護が必要になった人でも、落ち着いて話ができるように、相談リストを用意しました^^

はじめて介護に直面したら確認する相談チェックリスト

チェックリストは3つです。

1.本人の今の状態について
2.家族構成(家族のサポート体制)
3.相談の目的

順番に解説していきます^^

1.本人の今の状態について

介護サービスを受けるときは、次のような確認をします。

・本人が一人でできない(大変な)生活状況に
・どんな介護のサポートが必要か

たとえば

・家の中は一人で歩けるが、外出するときは転倒の可能性があるならば
・杖や歩行器などの利用を検討する

このような確認です。

初回の相談で詳細を伝える必要はありませんが、次のような情報を用意しておくと担当者も介護サービスを提案しやすくなります^^

写真や動画などを用意しておくと、よりわかりやすく伝わります。
ふだんの様子や、お薬手帳などをスマホに保存しておくといいでしょう^^

2.家族構成(家族のサポート体制)

関係が良好な家族もいれば、できれば関わりを減らしたい家族もいます。

できる限り家族関係を考慮して、介護サービスを提案してくるので遠慮なく家族構成や関係性を伝えてください^^

・主な介護者(誰がメインで動いているか、窓口はだれか)
・主介護者以外で手伝いができる家族の(近くに住んでいるか、週に何回・何時間くらい動けるか)
・家族ができること・できないこと(例:買い物には行けるが毎週はむずかしいなど)
・親族間の意見(本人の今後について、家族間で意見が一致しているか)

ここは”できるか、できないか”をなんとなく伝えればOKです^^

介護サービスを決める時に、週にどれくらい、どんなことをするかなど詳細に詰めていきます。

3.相談の目的

初めての介護で相談の目的は「これからどうしたらいいか」ですよね。

この記事を読んでる方は、さらに一歩踏み込んだ目的をもって相談をしてみてください^^

よくわからないまま、話が終わったということが無くなります。

たとえば次のように具体的な相談を用意しておくといいでしょう。

・要介護認定の申請をするのか、しないのか
・介護サービスについての概要を教えてもらう
・介護サービスを利用するのであれば、今後の段取りはどうなるのか
・家族がすべきこと(準備など)を教えてもらう
・担当者の連絡先、連絡方法を確認する

不安な状態で話を始めると、話題があっちにいったり、こっちにいったりします。

初めての介護なので今後の心配は尽きませんが、まずはこれからすぐに対処しなくてはいけないことについて具体的なアドバイスをもらいましょう^^

まとめ

はじめて介護に直面した人に向けて、次の3つを解説をしました。

✅️どうして「地域包括支援センター」なの?
✅️地域包括支援センターへ、どのように相談するの?
✅️介護に直面したら相談リストの紹介

今回もっとも覚えて欲しいこと、それは介護に直面したときの相談先は

地域包括支援センター」というところです。

市区町村が決めた、日常生活圏域(だいたい中学校エリア)に、高齢者の生活支援を目的にした相談場所が設置されています。

Googleで、親の住んでいる住所と地域包括支援センターと入力して検索をすれば、管轄としている地域包括の電話番号や住所がわかります。

電話で概要をつたえれば、電話口の方が担当者をつけてくれます^^

介護が始まりそうで不安になったら、まずは地域包括支援センターへ相談してください。

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