要支援・要介護

親の老人ホーム選びに正解はない!現役ケアマネが教える「失敗しない比較術」と隠れコスト

「親を施設に入れるなんて、見捨てるようで罪悪感がある…」

 「もし変な施設を選んでしまって、親が不幸になったらどうしよう…」

介護施設探しを始めたご家族から、僕はこれまで何度もこのようなご相談を受けてきました。

結論から言います。介護施設探しにおいて、100点満点の「正解」はありません。

 正解を探そうとすればするほど、正解が見つからなくなり、決断ができなくなってしまいます。

この記事では、現役ケアマネジャーとして数多くのケースを見てきたちば君が、「正解探し」をやめて「絶対に譲れない条件の引き算」で後悔しない施設を選ぶ方法を解説します。

記事の後半では、忙しいご家族が自宅にいながら、効率よく優良な施設の情報を集める「とっておきの裏技」も紹介しています。

「何から手をつければいいか分からない…」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んで、施設探しの役立ててください。

介護施設探しで家族が一番悩むポイントは「正解探し」

介護施設を探し始めたご家族の多くが、「何から考えればいいのか分からない」と立ち止まってしまいます。 その原因の多くは、”絶対に失敗したくない”という思いから「満点の正解」を探してしまうからです。

親への罪悪感と費用への不安…みんな同じです

施設探しにおいて、ご家族が抱える悩みは本当に深く、次のような声をたくさん聞いてきました。

  • 「親を追い出す」という強烈な罪悪感
  • 「もし施設を退所させられたら…」という恐怖心
  • 「きょうだい・親族」からの批判や不平不満
  • 「万が一、介護費用が払えなくなったら…」という不安

現役のケアマネジャーとして、私からこれだけははっきりお伝えさせてください。 施設入所は「親を見捨てること」ではなく、「ご家族が笑顔で親と接するための前向きな選択」です。 

唯一の家族である、あなただけが責任や苦痛を全てを背負い込み、自分を責める必要は全くありません。

ケアマネが断言!施設選びは「正解」より「条件の引き算」

では、どうやって施設を選べばいいのでしょうか? 結論から言うと、「最高の施設(正解)」を探すのではなく、「絶対に無理な条件を引き算していく」そうすると、自然と施設が限定されてきます。

例えば、頭の中で漠然と悩むのではなく、以下のように物理的な条件で引き算をしてみてください。

  • 予算の引き算: 「親の年金+月3万円」まで。それ以上の施設は考えない。
  • 距離の引き算: 「自宅から車で30分以内」。それ以上遠い施設は考えない。
  • 医療体制の引き算: 「インスリン注射が必要」だから、対応できない施設は考えない。

このように「譲れない条件」をクリアにして整理するだけで、無数にあるように見えた介護施設は、実は数えられるほどに絞られます。

そして、この「条件の引き算」をスムーズに行うためには、頭の中だけで考えるのではなく、「実際の施設の情報を手元に並べて比較する」ことが絶対に必要になってくるのです。

【ケアマネ直伝】後悔しないための施設と費用のリアル

施設選びの「引き算」をする上で、絶対に避けて通れないのが「お金」の話です。 ここからは、ケアマネジャーとして現場で見てきた「施設と費用のリアル」をお伝えします。

公的施設(特養など)と民間施設の違いは「予算」で割り切る

介護施設は、大きく分けて「公的施設」と「民間施設」の2つがあります。 ご家族から「できるだけ安い施設(特別養護老人ホーム)に入れたいのですが…」とよく相談されますが、実はそう簡単ではありません。

  • 公的施設(特養など): 費用は安い(月額15万円前後〜)が、原則「要介護3以上」しか入れず、何ヶ月も空き待ちになることが珍しくない。
  • 民間施設(有料老人ホームなど): 費用は高め(月額20万円〜)ですが、要介護度が低くてもすぐに入居しやすく、サービス内容も充実。

予算に余裕がないから特養の空きを何ヶ月も家で待ち続け、結果的に家族が倒れてしまっては本末転倒です。「予算」と「すぐに入居する必要性(家族の限界)」のバランスを見て、どちらの方向性でいくか割り切ることが大切です。

 

【要注意】月額費用には出ない「隠れコスト」の罠(※現場の経験をここで投入)

そして、ここからが一番お伝えしたい「ケアマネからの警告」です。 施設のパンフレットやホームページに書かれている「月額費用(15万円など)」を、そのまま「毎月の支払額」だと思っていませんか?

実は、入居後には次のような「隠れコスト(別途かかる費用)」が発生します。

  • 医療費・薬代
  • おむつ代などの日用品費
  • 理美容代(散髪など)
  • 居室の電気・水道代
  • 通院の付き添い費用(※施設によって有料の場合あり)

私の経験上、パンフレットに記載されている月額費用に、プラス3万円〜5万円は余分にかかると考えておいてください。

「予算ギリギリの施設に入ってしまい、おむつ代などの追加請求が来て支払えなくなった…」泣く泣く家族が補填することに…という悲しいトラブルを避けるためにも、この「隠れコスト」の存在は絶対に覚えておいてください。

パンフレット1社だけを取り寄せてはいけない理由

費用のリアルや隠れコストを知っていただいたところで、次に気を付けてほしい「施設探しの落とし穴」をお伝えします。 それは、「気になった1社だけのパンフレットを取り寄せて、そのまま見学に行ってしまうこと」です。

比較対象がないと「担当者の営業トーク」に流される危険性

ケアマネジャーとして僕がよく遭遇する相談が、1社だけを見学して「どうすれば決めればいいかわからない」というケースです。

介護施設もビジネスです。見学に行けば、当然施設の良いところをアピールしますし、担当者も親切に対応してくれます。業界柄、ぼったくられる可能性が低いとはいえ、ご家族が望むことは、入所後に親が幸せに暮らしていることですよね。

入居してから「別の施設の方が待遇が良かった…」そんな後悔はしてほしくありません。

最低でも3社!並べて比較することで「譲れない条件」が見えてくる

この失敗を防ぐための唯一の方法は、「面倒でも、3社のパンフレットを取り寄せ、机に並べて見比べること」です。

1社だけでは「良いか悪いか」の判断がつきません。しかし、3社の資料を並べて比較すると、不思議と違いが目に入ってきます。

  • 「A施設は部屋が広いが、B施設の方が毎月2万円安い」
  • 「B施設は少し遠いけど、C施設は医療体制が一番しっかりしている」
  • 「C施設は安心できる体制だが、楽しく過ごせそうなのはA施設」

このように比較することで初めて、前半でお伝えした「絶対に譲れない条件の引き算」が具体的な形になります。まずは候補を並べて、同じ条件で比べてみること。 そして次に施設見学をして五感で合う合わないを感じる。それが、後悔しない施設探しの鉄則です。

ただ、その『見学に行く3社』の候補を絞るために、1件1件電話してパンフレットを取り寄せるなんて面倒ですよね。

効率よく比較するなら「みんなの介護」一択の理由

「3社比較するのが大事なのは分かったけど、自分で一つずつ施設を探して電話をかけるのは大変…」

仕事や家事、さらには介護の対応で忙しいご家族にとって、施設探しにそこまで時間はかけられませんよね。 そんな時におすすめしたいのが、日本最大級の老人ホーム検索サイト「みんなの介護」です。

ケアマネの私も参考にする圧倒的な情報量

数ある検索サイトの中で、なぜ「みんなの介護」なのか? 実は、現役のケアマネジャーである僕も、地域の施設情報を調べる際に活用するくらい優秀なサイトだからです。

  • 掲載施設数が圧倒的(約5万件): 選択肢が多いので、予算や条件に合う施設が見つかりやすい
  • 条件の絞り込みが簡単: 「入居時費用0円」「認知症相談可」「ペット可」など、細かい条件ですぐに検索できる
  • 写真が豊富: 施設の雰囲気がパンフレットを取り寄せる前からある程度掴める

介護のプロから見ても、これほど分かりやすく情報が整理されているサイトは他にありません。

たった3分!自宅にいながら条件に合う施設の資料を一括請求

一番のメリットは、気になった複数の施設のパンフレットを、スマホからたった3分で「一括資料請求(無料)」できることです。

施設に1件ずつ電話をかける必要も、「強引な営業をされたらどうしよう…」と気を揉む必要もありません。テレビを見る傍らで、通勤中に、親といっしょに、条件に合う施設の資料だけをサクッと集めることができます。

まとめ:まずは「選択肢」を手元に置くことから始めましょう

記事の冒頭でもお伝えした通り、介護施設探しに100点満点の正解はありません。1人で悩み続けてしまい、投げやりな施設選びだけは絶対にしないでください。

「まずはパンフレットを取り寄せて、机に並べてみること」です。

いきなり見学に行く必要もありません。 届いたパンフレットをご家族でコーヒーでも飲みながら眺める。それが、親御さんにとってもご家族にとっても「後悔しない施設選び」の第一歩になります。

まずは「みんなの介護」で、ご希望のエリアにどんな施設があるのか、料金はどれくらいなのかをチェックしてみてください。

 

※完全無料。後からしつこい電話営業が来ることはありません。
>>【無料】「みんなの介護」で希望エリアの施設パンフレットを取り寄せる

 

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