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福祉用具は介護生活の基盤❗️よく利用される福祉用具のひとつ『ベッド』の具体的な利用方法について紹介💡

ちば君(ケアマネ)
こんにちは! ちば君です♪

はじめに💡

介護生活が始まると、状態に沿って生活状況や住宅の様子も変わってきますよね。

家の中に手すりが付くようになったり、外を歩く時は杖を付くよになったり

徐々になにかに頼るようになってきますね。

布団で休んでいる人でも、布団からの立ち上がり、布団を上げることができなくなると

布団で使って休むことが難しくなってきます。

そうなると『ベッド』を検討しますよね。

今回は布団から『ベッド』に移行する時にタイミング、どんな機能が備わっているものがおすすめか、また『介護用ベッド』の利用を考えた時に留意点について紹介したいと思います💡

こんなお悩みの方におすすめ💡

  • 布団からの立ち上がりが大変になってきた💦
  • おむつ交換など排泄介助が必要になってきた💦
  • 布団の上げ下げができなくなってきた💦

それでは紹介にいきます😄

結論

布団から『ベッド』に移行する時にタイミング、利用する時に選ぶ機能は次のとおりです💡

  • (移行するタイミング)布団から起き上がる、立ち上がる時にどこか掴むようになった
  • (機能について)1、背上げ機能・2、高さ調整・3、膝上げ機能・4、マットの種類

そもそもなぜベッドの利用を検討することになったのかをもう一度考えてみましょう🤔

  • 布団からの立ち上がりが大変になってきた
  • おむつ交換など排泄の介助が必要になってきた
  • 布団の上げ下げができなくなってきた

こういった布団での生活がしんどくなってきたからですよね。

  • 布団からの立ち上がりが大変になってきた

要は床からの立ち上がり、歩く始めるまでが大変になってきた。バランスが取れなくなってきた。

こうなることでトイレに間に合わなくなる。立ち上がる時にバランスを崩して転倒、怪我をする🤕

  • おむつ交換などの排泄介助が必要になってきた

これは介助する方の視点になりますが、床に寝ている人のおむつ交換、パット交換ってすごく腰に負担かかるんですよね💦

腰は曲げると負荷が大きくかかります。できる限り腰に負担のかからない姿勢で介助することが理想です。

  • 布団の上げ下げができなくなってきた

布団の敷きっぱなしは湿気が溜まりカビが生える原因となります。

朝起きたら押し入れにしまう、寝る時は押し入れから出す。

この動きは実は運動になっているんですよね。

足腰が弱くなってきている、腕の力が無くなって気きている。そんな体になってくると布団の上げ下げをするのは事故の原因になります。

ベッドに移行する時はいつ?

布団から『ベッド』に移行する、変更する時、タイミングは二つです。

  1. 事故が起きる前
  2. 事故が起きた後

ほとんどの方が2の事故が起きた後に検討します。

僕が布団からベッドに移行するタイミングのおすすめは1の「事故が起きる前」です💡

布団が要因ではなく、外出先で転んで歩けなくなったとか、家のどこかで転んで布団から一人で立ち上がれなくなったとか。

きっかけがあることで環境を変えることは心境としてはスムーズかもしれませんが、急ぎながら物『ベッド』を選ぼうとするとストレスもかかります。

介護保険を利用するとなるといろいろ手間もかかりますから。

どんな機能が備わっているといいのか🤔

ベッドを選ぶときに押さえておきたい機能は次の4つです。

  1. 背上げ機能(頭が上がる)
  2. 高さ調整(ベッドの高さが上下する)
  3. 膝上げ機能(膝部分が上がる)
  4. マットの種類(硬さと柔らかさ)

福祉用具を介護保険で利用する時はこれらの機能のなにを重要視すればいいか。

それは「その時に必要な備わっている機能を選ぶ」ということが回答になります💡

それぞれの機能を簡単に説明します。

1、背上げ機能(頭が上がる)

これは標準で備わっているベッドがほとんどです。

ベッドの利用を検討するようになると、起き上がりが大変。となる方もいるのでそう言ったからには〝背上げ機能〟が備わっているものを選びましょう☝️

リモコンを操作することでゆっくり頭が上がり、垂直になるまで起き上がることができます。

2、高さ調整(ベッドの高さが上下する)

高さ調整の目的は二つ

  1. 立ち上がりやすい高さにする
  2. 介護しやすい高さにする(排泄介助)

〝背上げ機能〟と同様に〝高さ調整〟こちらも標準で備わっているベッドがあります。

1、の立ち上がりやすい高さにする。は利用する本人視点です。

お年寄りでも身長160センチの方もいれば、140センチの背の低い方もいます。

『ベッド』のちょうどいい高さは「踵が床に着く」くらいから「踵がすこし浮く」これくらいの高さです。

2、の介護しやすい高さにする(排泄介助)高さは〝軽くお辞儀するくらい〟これくらいの高さがベストです。

腰痛予防を重視した高さになります。

パット交換、おむつ交換は介護される人の向こう側のまで手を伸ばさなくてはいけないので〝軽くお辞儀するくらい〟の高さだと『ベッド』の反対に回り込まなくてはいけないかもしれません。

ここは介護者それぞれで介助しやすい方法で調整してみてください。

3、膝上げ機能(膝部分が上がる)

『ベッド上』で食事などをする方にはこの〝膝上げ機能〟が備わっている『ベッド』をお勧めします。

『ベッド上』で過ごす時、ずっと寝たまんまではなくソファに腰掛けるようにして座る姿勢にできます。

〝背上げ機能〟を使って頭をあげます。こうすると脚が伸びたままとなりお腹の辺りが窮屈ですよね。

その時に3、の〝膝上げ機能〟をつかって楽な姿勢になるように調整をします。

寝たきりの方へは背抜きといった、座る姿勢にしたとき衣類と整えるとより気持ち良くする悪事もできます♪

もうひとつ、寝たきりになると下肢に浮腫み(むくみ)がでてきます。むくみの改善方法の一つが脚を高くすること。

この改善方法から寝たきりの方の浮腫み改善方法として〝膝上げ機能〟を利用し脚を高くします。

4、マットの種類

寝心地を決めるのはマットの硬さです。

福祉用具を介護保険で利用する時の大きなメリットの一つにマットの変更があります。

大型家具店でベッドを購入するとその後マットの硬さを変更したい時は買い直さなくてはいけませんが、介護保険で利用する時はその時々の状態に合わせて変更することができます。

マットの種類を選ぶ時は2つ「固いマットレス・柔らかいマットレス」両方を試してみましょう。

さいごに(まとめ)

『ベッド』にもメリット、デメリットがあります。

メリットには起き上がりやすい、立ち上がりすい、排泄介助がしやすなど

デメリットには家のスペースをとる、機能の動作が遅く時間がかかるなど

メリット、デメリットを照らし合わせながら、なにを優先するか、なにを妥協するかをよく検討することになりますが介護生活、生活そのものでなにが大切か、もっと追求すればこの先なにをしたいか、そのためにはつまらない事故、怪我でしたいことができなくならないように『ベッド』の利用で介護生活の基盤も気持ちも安定させて、やりたいことに集中するのはどうでしょうか♪?

 

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