みなさんこんにちは♪ ちば君です♪
介護保険サービスって本人を直接助けるサービスですよね。結果、介護負担の軽減にもつながりますが、おむつ代や介護者の心身の疲労など家族にも助けになるサービスがあったらいいなと考える時ありませんか?
介護保険サービスは国が決めた内容しか、できない仕組みになっていますが、実は地域によっては独自に便利で高齢者本人、家族の介護負担を軽減してくれるサービスを提供している自治体もあるんです。
今回の紹介を読んでいただくことで
- そんなサービスあったんだ!
- ひとり暮らしの親に是非使いたい!
と感じてもらえると思います♪もしかしたら今回のサービスが痒いところに手が届く孫の手になるかもしれません♪
是非最後まで見てください。
ー目次ー
結論
高齢者に優しいサービスはあります!
- オムツ等の助成
- 訪問理美容
- 緊急通報システム などなど
地域により独自のサービスがありますが介護保険(面倒な手続きをしなくても)でなくても市区町村が提供している高齢者に優しいサービスがあります!
今回はそんな地域の独自サービスのなかでもほとんどの地域が提供しているサービスを7つ、よくある高齢者サービス(ブログ内限定の呼び方)として紹介します。
1、オムツ等の給付
一つ目はオムツ等の給付
オムツやパット代が市から援助されるサービスです。
援助額は1ヶ月で4,000円〜6,000円など上限があり、要介護3以上、要介護1〜5の認定を受けている方など条件があります。
申請するとおむつ券が発行され、指定されているドラッグストアやスーパー購入。福祉用具事業所へ依頼することでおむつ、パットを届けてくれるようにもなります。
おむつ、パット代は1ヶ月5,000円以上かかる世帯が多く、一枚も無駄にできません。家計を圧迫しているようであればとりあえず確認してみましょう!
2、緊急通報システム
急病や怪我などの緊急時にボタンを押すと受信センターが緊急を受付、警備会社が自宅に駆けつけてくれるシステムです。
固定電話機のある自宅に設置し、受信センターには看護師も常駐し、健康に関する相談もできます。
こんなサービスサービスも備わっています。
- 安否確認センサー:24時間自宅で動きがない場合は異常事態と判断され通報され避けつけてくれます。
- 火災センサー:台所の天井等に設置する住宅用火災警報器対応のセンサーで、火災の温度上昇による熱の発生を感知し、受信センターへ自動的に通報されます
固定電話がない場合は貸し出しをしている地域もあるみたいですね
料金は無料で行っている自治体が多いようです。
一人暮らしが対象の基本ですが、高齢者世帯でも二人が要介護状態、〇〇歳以上といった条件を満たすことで一人暮らしでなくても設置をさせてくれる自治体もあります。
核家族化が進み、スマホの操作が苦手なひとり暮らしの高齢者には是非勧めたいサービスです。
3、寝具乾燥消毒サービス
布団を乾燥、消毒してくれるサービスです。
要介護度の◯以上、一人暮らし、といった条件が地域によってあります。
自宅に寝具乾燥車が訪問したり、布団を1週間ほど預けるなどして水洗い乾燥消毒をしてくれるサービスです。
無料で実施しているところもあれば、所得によって料金が変わるところもあるみたいです。
今の高齢者世代の寝具は嫁入り道具として大切にしている高齢者もいるでしょうね。
高齢者が布団を清潔に保つのはなかなか難しく、むりに干そうとすることで転倒事故を起こす恐れもあります。こういったサービスは有難いですね
4、訪問理美容サービス
美容院、床屋などへ外出することができない方へ理容師、美容師が自宅を訪問しカットをしてくれるサービスです。
要介護3以上、要介護4、5の方などが条件で料金は2,000円ほどです。
訪問カットを目的とした単純なカットサービスだけでなく、社会交流を持つことができます。
訪問系サービスの利用を開始したということは外に出る機会が減ってきているため、家族以外と関わることも減ります。少しの時間でも家族以外の人と接するのはシャキッとするいい機会になりますね。身だしなみが整うと外に出る意欲もでるので是非利用を検討してください。
市区町村が提供している訪問理美容サービスだけでなく、美容師個人で提供している方もいらっしゃいます。
ネットで「〇〇市、〇〇区訪問理美容」と検索するとヒットするかもしれません。
5、配食サービス
安否確認、孤立を防ぐことを目的とした自宅にお弁当を届けてくれる配食サービスです。
市区町村それぞれが食品会社と提携しお弁当を自宅へ届けてくれ、年齢や要介護度、一人暮らしの方などが条件。一食500円〜700円前後、糖尿食などの特別食は追加料金が別途かかります。
ちば君の利用者に配食サービスの感想を聞くと、味は期待しない方がいい。とのことです(笑)
あくまで安否確認、孤立を防ぐことを目的としたサービスということを忘れないようにしましょう!
「ワタミの宅食」「宅配クック1、2、3」「まごころ弁当」「セブンミール」など民間のサービスもあり、ちょこっとサービスと謳って、服薬の準備、雨戸を閉めるなどちょこっとサービスを提供している民間企業もあります♪
ちば君のおすすめサービスはセブンミールさんです。料金は他よりやや高いですが、味は良く継続して利用している方が多いです。
6、認知症の方を介護している家族交流会
認知症の方を介護している家族交流会の場を手供してくれています。
日頃の介護状況、認知症状で悩んでいること、うまくいったこと、苦しいこと、頑張ってること同じ認知症の方を介護している人達と交流ができます。
- 介護でこんなに苦労しているのは自分だけなのか
- デイサービスは利用しているけど一緒にいる時間がやっぱりしんどい
- 夜中の対応はどのようにしたらいいのか
- 他の家の家族介護はどのようにしているのか
- ストレス発散はどんなことをしているのか
- 介護保険サービスはほかに何を利用しているのか
抱えている悩みを直接解決できなくとも、似ている悩みを持っている人がいる、認知症介護あるあるで笑い合えるなど介護状況、介護者の気持ちを共有することで明るくなった介護者の方は多いです。認知症の方も、認知症介護をしている家族も余裕のある生活に繋げられるといいですね。
7、地域包括支援センター
高齢者の相談総合窓口です。
社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師、認知症地域支援推進員等介が介護、健康、医療などさまざまなことについて相談を受けてくれます。
成年後見制度、虐待相談、など社会的な問題を抱えている相談も受けてくれます。
高齢者になって悩みが出たときにはまず地域包括支援センターへ相談しましょう。(40〜64歳で介護が必要になった場合も可)
まとめ
1〜6で紹介したサービスは対象者の条件、料金、提供方法などは市区町村によって異なりますので、利用を検討された方はまずはホームページなどで確認して下しさい。
ヒットしやすい検索方法はこんな感じです。
- 「〇〇市〇〇区 おむつ給付」
- 「〇〇市〇〇区 高齢者サービス
今回は市区町村が提供しているサービス7つを紹介しました。
病気になったら病院へいく。というのは誰もが認識できています。
病気は医者に、法律は弁護士に、税のことは税理士に。
生活のことについてはどこに相談していいのかまだまだ定着していません。生活の相談といっても千差万別です。人、年齢、地域、病気によって抱えている問題、悩みは様々。
介護保険制度が始まって20年経ったとはいえ生活悩みはここに相談する。といった相談先の認知がなかなか周知されないのは大きな課題です。
高齢者のことで困ったらおすすめの相談先は3つ
- 市区町村の高齢者関係の窓口
- 地域包括支援センター
- ケアマネージャー
3つなかでもおすすめは地域包括支援センターです!市区町村へ相談に行くと「お近くの地域包括支援センターへ相談してください」と言われてしまうことが多いです。
ほとんどの方が市区町村へ行くより、お住まいを担当している地域包括支援センターへ行く方がメリットがあります。
ケアマネージャーがついている場合は気軽にケアマネージャーへ相談してください。
今回の紹介した7つはだいたいの市区町村が実施しているサービスです。
ほかにも地域独自で提供しているサービスもあるので、一度、お住まいの市区町村ホームページをみるとなにかお得な発見があるかもしれません♪
今回の紹介で皆さんの生活が少しでも楽に、前向きになれば嬉しいです。