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高齢者の介護について考え方をつらつら

こんにちは♪

高齢者の介護について考えを書きたいと思います。

65歳以上の人のことを高齢者って言いますよね。65〜74歳までを前期高齢者、75歳以上を後期高齢者。昭和-平成-令和と戦後75年が経ち81歳以上の人が戦争を経験している高齢者です。

僕の父方のおじいちゃん、おばあちゃんも戦争を経験していて特におじいちゃんから戦争の話を聞いていました。そのおじいちゃんは自分が中学3年生の時に天国に行っていますが今、生きていたら90歳超えの後期高齢者ですね。

空から爆弾が落ちてくる。アメリカ兵が銃で撃ってくる。防空壕へ避難している間に空き巣に入られる。食べ物がなく毎日、毎日お腹を空かしていた。家の手伝い、兄弟姉妹のをするのがあたりまえ。勉強が十分にできない。民間人でも竹槍の訓練をする。

あぁ、その話前にも聞いたね。と思うくらい何度も聞きました。ただ、小学生の自分でもなぜか興味があって何度も同じことを聞いていてもうざったいとは思わなかったんですよね。

「火垂の墓」を見た時、おじいちゃんから聞いていた話が映像で見ることができ、様子、音、人の感情、いろいろなことが具体的に可視化できたんですよね。

それからさらに興味が湧いて、一緒に映画を見ながらおじいちゃんにあれは?これは?と質問していた気がします。

そんな戦争を乗り越えてん戦後、今度はぐちゃぐちゃになった日本を再建していくために後期高齢者の方達はとにかく働いたんですよね。

そんな苦労を乗り越えて生き抜いた高齢者の最後の方に関わることができるなんて、介護するなんて、素晴らしいことだと思うんです。そんな考えでいると自然と感謝しながら介護をすることができるんです。

中にはわがままがすぎる高齢者もいますけど、よほどのわがままでなければなんとか答えようかなって思っちゃいます。

日本の介護保険制度(介護保険制度前も)はまだまだ行き届いていない。それを高齢者の方はここでも検証を受けるかのようにサービスを受けて、に課題を浮き彫りにしてる、見出してくれている。

親の介護、老老介護などで殺めてしまう事件がたくさん出てきました。今でこそ情報社会となり、そういったことが世間のに流れ表に出にくい(隠しながら)介護をしている人たちを見つけて手助けする行動も出てきています。

昭和戦後は近所の人がテレビのあるお宅に集まって番組を見るなど壁の薄い、関係のようでしたが今は分厚い壁がある感覚です。だから助けてほしい声も出しにくい、届きにくいのかもしれない。

介護の仕方、関わり方には正解はないと思うけど感謝の気持ちを持ってすると介護に意義が出てくる気がします。

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