介護サービス 要支援・要介護

介護を予測して準備できることはある?介護が始まる前に準備しておくべきこととは🤔❓介護が始まった時に落ち着いて行動できる方法

こんいちは! ちば君です♪

はじめに💡

今の日本で介護を受けている人はどれくらいいる?

超高齢化となっている日本では続々と介護を受ける人、介護をする人が増えています。

生命保険文化センターがまとめた年代別人口に占める要支援・要介護認定の割合では

  • 65〜69歳が2.9%
  • 70〜74歳が5.6%
  • 75〜79歳が12.6%
  • 80〜84歳が27.0%
  • 85歳以上が59.3%

以上のようなデータとなっています。

※厚生労働省「介護給付費等実態統計月報」、総務省「人口推計月報」の各2020年7月データ

85歳以上になると5人に3人が要支援、または要介護認定を受けています。つまりなにかしらの支援、介護を受けている状況ということです。

85歳になっていなくても、全体で見れば70歳を過ぎたあたりから要支援、要介護の認定を受け何かしらの介護保険サービスを利用されています。

比較的、要支援の認定を受けデイサービスで運動を週一回、ヘルパーを週一回掃除をお願いするなど

ちょっとした支援を受けたり、軽いお手伝いをお願いしている人たちが多いです。

この要支援程度であれば、心の準備として受け入れることができるかもしれません。

まだ〝介護〟を受けていませから(笑)

要介護にならないために、要支援の認定を受け要介護にならないように適度な運動を行い、自力でできる家事を行い生活する。

それでも人間ですから、徐々に体の機能は衰えて介護が必要になっていく。

ざっくりですが、こういった経緯を家族が知っていれば近い未来、介護をしなくてはいけない様子が想像できるでしょう。

困ってしまうのは〝突然の介護〟です。

脳梗塞で倒れて入院、要介護3の認定でベッド、車椅子、デイサービスを週4回

久しぶりに帰省すると認知症状が出ていて、ケアマネにヘルパーの調整をバタバタと。

ケアマネージャーとして動揺する家族に共通することは〝突然〟です。

そう。介護は〝突然〟にくるのです。

ではその〝突然〟にどのように準備をしたらいいのでしょうか?

お金の準備、もちろん大切です。

総務省統計局の2019年「家計調査年報」(二人以上の世帯のうち高齢無職世帯の消費支出)によると、生活を維持するために必要な支出は65歳以上の夫婦世帯で毎月、約23万円。

それに加え税・社会保険料などを加えると27万円になるみたいです。

この支出に対して、収入はというと

公的年金など社会保障給付が約21万円、その他収入を加えて約23万円です。

27万円(支出)ー23万円(収入)=−3万円の赤字が続きます。

この調査、ここ10年は赤字額が3〜6万円で推移しているみたいです。

ひと月マイナス6万円だとすると6×12=72万円

65歳から85歳まで20年なので72万円×20年=−1440万円

もし、65歳から介護が始まったとするとさらに費用がかさみます。

ヘルパーやデイサービス、オムツ代に病院代・・・

介護期間の平均は5年と言われて、月々にすると8万円弱です。

介護が始まる当初はいろいろなことが始まったばかりで〝手〟も〝お金〟もかからない方が多いかもしれませんが徐々に、もしかしたら2回目の〝突然〟がやってきて一気に手もお金もかかるようになるかもしれません。

前置きが長くなくなりましたが、介護が始まった後のいろいろな大変さが具体的にイメージできたとおもます。

では、僕の介護が始まる前に準備指定おくべきことをお伝えします♪

結論

介護が始まる前に準備しておくことは主に二つ💡

『心の準備』と『お金の準備』です☝️

今回は『心の準備』について僕の考えを話したいと思います。

 

想定外のことが起きた場合と、想定内のことが起きた場合、起きた直後は皆さんはどちらの方が精神的だダメージが大きいですか?

きっと前者ですよね?

想定内のことが起きた場合も精神的ダメージはあるはずですが、想定していたことなのでどのような精神的ダメージを受けるかも想像できます。

想定する時、どこまでの想定をしますか?

大まかな想定ですか?それとも具体的に想像しますか?

大まかな想定は時に想定外を生みます。

こっちは想定していたけど、あっちは想定していなかったなどです。

具体的な想定は、想定できないことも連想、想像させることができるので具体的な想定をする癖をつけることをお勧めします♪

 

では、介護の具体的な想定はどのようにすればいいのでしょうか?

それは今までの生活習慣と持病からこれからの介護を具体的に想定することができます。

とはいっても、医者でもないので簡単に生活習慣と持病からこれからの介護を想定することは難しいですよね。

本屋に行くと家庭の医学など、家庭向けの本があるので参考にするといいでしょう♪

病院見てもらっている病気、例えば高血圧が悪化するとどうなるでしょうか?

そんなことを考えると持病から想定される介護が見えてきます。

具体的に想定する。といっても必ず想定通りになるわけでもありません。

人間の体ですからね(笑)

生活習慣、持病から想定されることを考えることが『心の準備』につながります。

さいごに(まとめ)

介護は突然に。はもう皆さん分かりきっていますよね。

それなのに準備できていないのは目を背けているかでしょうか?

お金の準備はできなくても、『心の準備』は誰にでもできます。

生活習慣を見直して、持病についての予後(悪化するとどうなるか)を勉強すると自然と準備になるでしょう💡

 

 

 

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